季節とともに楽しむ和菓子/幸福堂代表銘菓のご紹介|京都・京和菓子老舗、明治元年創業 幸福堂通販サイト

季節とともに楽しむ和菓子

TOP > 季節とともに楽しむ和菓子

季節を感じ、季節を味わう和菓子。
和菓子には旬の素材をつかい、また季節をかたどったお菓子が沢山あります。目で見て、味で楽しめるのが和菓子の魅力です。 また、昔ながらの慣習で季節ごとの行事にも和菓子はかかせません。
そんな季節ごとの、幸福堂の和菓子をご紹介いたします。

1月

〇正月餅

幸福堂のお餅は滋賀県産の羽二重糯を杵つき製法で丹念に搗いたお餅です。
きめが細かく、こしも強く、よく伸び、お餅本来のお味を堪能していただけます。
丸い小餅以外に、棒餅(つきたての餅を棒状にまとめて整えたもの)には、黒豆餅・うる餅・えび餅・あわ餅・よもぎ餅・しろ餅等も人気です。
また、鏡餅は職人の手で一つ一つ丸め、形を整えた手もみ鏡餅と、日持ちのするパック鏡餅があります。
その他、12ヶ月お世話になる御手洗いには十二の餅、水回りや机などちょっとした場所に感謝の意味をこめてお供えする星付さん等もあります。

お正月にお鏡さんを飾るのは、お迎えした新年の神様である年神様の依り代とするためです。
鏡開きをして魂の宿ったお餅をいただくことにより、年神様の運気をわけてもらい、無病息災を願うという意味があります。
鏡開きは1月11日に行われるのが一般的です。
それは年神様のいらっしゃる1月7日までを松の内と言い、その松の内が明けた1月11日に行うのが習慣になっています。
また京都では1月4日・関西では15日や20日に行われる地域もあります。

〇花びら餅

新春を祝う京都伝統の和菓子の一つです。
求肥(ぎゅうひ)という甘味のある柔らかいお餅で、味噌餡と甘く煮たごぼうを包んだお菓子です。
幸福堂では、白味噌の餡に山椒を練りこみ独特の風味のある味噌餡に仕上げています。

「花びら餅」は平安時代に新年の行事として行われていた「歯固めの儀式」(長寿を願って塩漬けの鮎などの堅いものを食べていた)が由来です。
その後、鮎がごぼうに変わり味噌餡とともに餅で包まれる形となりました。
明治時代になり裏千家が初釜の時に用いるようになり、新春のお菓子として広がったといわれています。

〇お正月の上生菓子

「松・竹・梅や鶴・亀」など、新春のお祝いを彩る上生菓子です。
年始の挨拶の手土産やお客様をお迎えするお茶うけ、お寺や神社の行事などに喜んでいただいています。
(幸福堂では一年を通して、その季節ごとの上生菓子を数種類販売しております)

年始の挨拶に手土産を持参する習慣は、もともと新しい年の神様「年神様」をお迎えして祀る神棚や、
仏壇にお供え物を持参したことから始まったといわれています。

2月

〇福豆大福

幸福堂の福を呼ぶ福豆大福は、醤油で甘辛く炊いた大豆を使った特製の大福に仕上げています。
こだわりの餡子は、「つぶ餡」と「こし餡」の2種類をご用意しております。

節分とは「季節を分ける」という意味もあり、「立春」の前日を指します。
寒い冬が終わり翌日から新しい季節が始まる為、悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込むために「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆を撒いて邪気を払い、年齢の数より1つ多く豆を食べ一年の無病息災を願います。

〇うぐいす餅

国産餅粉で柔らかく炊いた、ほんのり鶯色の生地で、青豌豆で作った「うぐいす餡」を包んでいます。
仕上げに青大豆を炒って、緑がかったお色で独特の甘みと香りのある鶯粉をまぶしております。
春の訪れを感じさせる、早春のお菓子です。

鶯餅の名付け親は豊臣秀吉だといわれています。
奈良県の群山城を居城としていた豊臣秀長が、兄である豊臣秀吉を招いたお茶会で出した、 つぶ餡をお餅で包み、きな粉をまぶしたお菓子を秀吉が気に入って「鶯餅」と名付けたそうです。

3月

〇菱餅

3月3日女の子の健やかな成長と幸せを祈る『桃の節句』に、お雛様と共に供えていただく、幸福堂の菱餅は下から白色 茶色 緑色 黄色 桃色の5色で「雪解けの土から新芽が芽生え茎が伸び、葉を広げ花が咲く」様子をあらわし、春の訪れを知らせる縁起の良い菱餅となっております。
茶色の部分にはニッキが入った餅菓子になります。

菱餅はその昔、中国の上巳節(3月最初の巳の日にする厄払い行事)に母子草(ははこぐさ)を入れた餅を食べる風習が日本に伝わり、日本では母子草の代わりに、その香りで邪気を祓うとされていた「よもぎ」を代用して食べられるようになりました。その後「菱の実」を入れた白いお餅、また「くちなしの実」で桃色に染めたお餅が増え3色の菱餅となったといわれています。現代の菱餅は、菱の実やくちなしの実は入っていないことが多いのですが、それぞれの色は「若草・雪・桃の花」を表し、「溶けた雪の下には若草が芽生え、桃の花が咲く」様子を表現している、また「緑は厄除け・白は子孫繁栄・赤は魔除け」を願うためといわれ、ひな祭りに飾られています。

〇ひちぎり

京都のひな祭りには欠かせない、古きよき伝統の和菓子です。 幸福堂のひちぎりは、国産の米粉を使った歯切れが良くもっちりとした食感の団子生地に、 丁寧に炊き上げた餡子を丸めて乗せています。団子生地が緑には「つぶ餡」、白には「こし餡」、紅には「しろ餡」の3種類でとても可愛らしい形をしたお菓子です。

全国的には知らない方も多いお菓子ですが、京都では昔からひな祭りには欠かせない和菓子として食べられていました。漢字では「引千切」と書き、平安時代の宮中のお祝いで、子どもの前途を祝して、子どもの頭上にお餅を三度ふれさせる儀式で使われていた、「戴餅(いただき餅)」という、丸いお餅の中央のくぼみに餡子を乗せたお餅が、人手が足りず、お餅を丸めず引きちぎったことから、引き千切る→引千切となったといわれています。 見た目が阿古屋貝に似ていることから、あこや餅とも呼ばれています。

〇手打ちよもぎ

幸福堂の手打ちよもぎは、よもぎの香りと味をしっかりと練りこむために、仕上げに職人の手で打ち上げた滋賀県産の米粉を使った餅生地で、つぶ餡を包みました。創業当初から百数十年作り続けている当店自慢の伝統のお味です。
(通年販売しております)

香りの良い「よもぎ」には邪気を祓う力があるとされていたので、よもぎ入りのお餅もひな祭りには好んで食べられるようになったといわれています。

〇おはぎ

お彼岸に幸福堂では、「つぶ餡」「きな粉」の2種類を販売しております。
 つぶ餡…大納言小豆本来の味が堪能できるように丁寧に炊き上げたつぶ餡で、滋賀県産の羽二重糯を
       つぶつぶ、もっちりとした食感が残るように職人が一つ一つ包んでいます。
 きな粉…羽二重糯でつぶ餡を包み、大豆の風味香る国産のきな粉をたっぷりまぶしています。

春と秋に年に2回あるお彼岸は、お墓参りをしてご先祖様を供養する日とされています。
お彼岸とは、春は「春分の日」、秋は「秋分の日」をお中日として前後3日間、計7日間のことです。
なぜお彼岸にご先祖様の供養をするのかというと、春分の日と秋分の日のお中日は、太陽が真東から出て真西に沈む日です。この日が、私たちの世界と仏様の世界が最も近く思いが通じやすいと考えられているそうです。
そんなお彼岸のお供えに欠かせないおはぎは、春のお彼岸には牡丹の花から『牡丹餅~ぼたもち』、秋のお彼岸には萩の花から『御萩~おはぎ』と呼ばれています。(幸福堂では、どちらもおはぎとして販売をしております)おはぎに使われている、小豆の赤色には邪気を祓い、厄除けや無病息災の力があるとされており、お彼岸にお供えし、食べる習慣になったといわれています。

4月

〇桜餅

ひな祭りやお花見に、春の訪れを感じさせてくれる桜餅。
幸福堂の桜餅は、もっちりと蒸しあげた道明寺(蒸したもち米を乾燥して荒く砕いたもの)でこし餡を包み、
塩漬けした桜の葉で巻いています。
桜の葉の香りとほんのりとした塩味、道明寺のもっちりつぶつぶ生地とこし餡の甘味が、
絶妙に口の中に広がり春を感じさせてくれるお菓子です。
(1月~4月頃まで販売しております)

桜餅は関東と関西では大きな違いがあります。
関東では長命寺という小麦粉の薄い生地であんこをくるむのに対して、関西では道明寺の、もっちりつぶつぶ生地であんこを包んでいます。どちらも春を代表する可愛いお菓子です。

〇三色だんご

こちらも、ひな祭りやお花見に喜んでいただけるお団子です。
国産の米粉と、砂糖と水で作る昔ながらのお団子で、もっちりとほんのり甘いお味です。
お団子が三色の意味は諸説ありますが、桃色は花びら、白色は雪、緑色は芽をイメージしたともいわれ、
「雪の残る地面の下には新緑が芽吹き、その上には桃色の花が咲き始めている」春の訪れを感じさせるお菓子です。緑色のお団子には、抹茶が入っております。
(通年販売しております)

三色団子は花見団子ともよばれ、お花見シーズンによく使われる「花より団子」ということわざにもお団子が出てきます。実際の意味は「風流より、実益のある物事を取ること」ですが、お花見にお団子を食べられる方も多いと思います。京都には沢山のお花見スポットがございます。幸福堂本店近く、木屋町を流れる高瀬川沿いにも沢山の桜が並び、昼はもちろん夜はライトアップされた満開の桜と、桜の花びらの流れる高瀬川は見ものです。是非、桜とともに、幸福堂の三色だんごもご賞味いただけると幸いです。

5月

〇お赤飯

5月3日の伏見稲荷大社、稲荷祭の還幸祭のお祝いに。
幸福堂のお赤飯は、もち米の最高傑作といわれる滋賀県産の羽二重糯をふっくらと炊き上げ、しっかりと小豆の味が感じられる大納言小豆がたっぷり入っています。
(通年販売しております)

5月3日の伏見稲荷大社、稲荷祭の還幸祭では、美しく飾られた30数台の供奉列奉賛列を従えた五基の神輿は、途中東寺の僧侶による「神供」を受けた後約2時間京都市内の氏子区域を巡行されます。
幸福堂本店前の道幅の狭い松原通りも通られますので、神輿や参列者などを近くで感じることが出来ます。
お祝いごとに欠かせないお赤飯は、その昔、赤色には邪気を払う力があるとされており、お祝いの席でふるまわれるようになったといわれています。

〇ちまき

5月5日の「端午の節句」に子どもの健やかな成長を願い、食べていただく幸福堂のちまきは、こだわりの国産米粉を使い、1本ずつ丁寧に笹で包み蒸しあげています。ほのかに香る笹の香りと、もっちりとほんのり甘いしんこは昔ながらの懐かしいお味です。

昔は端午の節句に食べる和菓子の定番というと、西では粽、東では柏餅といわれる方が多かったようです。特に京都では祇園祭で厄除けのお守りとして笹の葉で作られた粽が売られ、玄関先に飾られる馴染み深い物です。端午の節句に粽を食べる習慣は、中国から伝わってきました。約2300年前の5月5日に中国の詩人で国の為に尽力した「屈原」が、国を追われ川に身を投げてしまいます。その屈原の供養の為に楝樹(れんじゅ)の葉でもち米を包み、五色の糸で縛ったものを投げ入れていたことが粽の始まりで、5月5日に粽で病気や災厄を除ける風習が日本に伝えられて、端午の節句に粽を食べる習慣となったといわれています。

〇柏餅

幸福堂の柏餅は、こだわりの国産米粉でもっちり歯切れのよい団子生地に、しっとりとした口どけの良いこし餡を包んだ「こし餡」、山椒の風味が香るみそ餡を包んだ「みそ餡」、団子生地に香りの高い国産のよもぎを混ぜ、自慢のつぶ餡を包んだ「つぶ餡」の3種類です。
こちらも端午の節句には欠かせない和菓子です。

端午の節句に柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代に江戸から始まったといわれています。
柏餅を包んでいる柏の葉はとても縁起のよい木として知られており、柏の木は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」「子孫繁栄」を願うとされ、端午の節句に食べられるようになったそうです。昔は関西地方では柏の木が育ちにくかったことや、上方文化を重んじたことから、柏餅ではなく粽を食べる習慣がありましたが、今ではどちらも男の子の健やかな成長をお祝いする和菓子として定着しています。

6月

〇若鮎

国産小麦粉を使いふんわりしっとりと仕上げた生地で、上品な甘さの柔らかい求肥を包んでいます。
お顔としっぽに焼き印をつけた、可愛らしい形のお菓子です。
(9月頃まで販売しております)

求肥入りの若鮎は京都の銘菓として知られています。幸福堂本店の近くに流れる鴨川では、5月末ごろから鮎釣りが解禁になります。鮎の旬の夏のお菓子として、若鮎もお楽しみください。

〇青竹ようかん

本物の青竹の中に、甘さ控え目で上品な水ようかんが入っています。上品なお味の中にもコクを出すために黒糖を隠し味に入れております。青竹からぷるっと出る水ようかんは、目にも涼しい夏のお菓子として贈り物にも大変喜ばれております。
(9月頃まで販売しております)

羊羹はもともと中国の羊の肉を煮込んだスープで、ゼラチン質が固まって出来た煮凝りでした。鎌倉から室町時代に、禅僧によって日本につたえられましたが、禅宗により肉食が禁じられ、代わりに小豆を用いたものが日本の羊羹の原型となり、砂糖の普及とともに江戸時代にはお菓子の羊羹が作られたとされています。その後、水分を多くした水ようかんが作られるようになり、おせち料理に添える菓子として冬に食べられるお菓子でした。現在は冷蔵技術も進み、つるっとした水ようかんは夏のお菓子として知られています。

〇水無月

「夏越の祓」が行われる6月30日に、一年の残り半分の健康と厄除けを祈願して食べる京都の和菓子です。幸福堂の水無月は、国産の小麦粉と米粉を昔ながらの技術と、職人の技で混ぜ合わせ蒸した「ういろう」に3種類の甘納豆を乗せています。白生地には「小豆の甘納豆」、黒糖生地には「白小豆の甘納豆」、抹茶生地には「青えんどうの甘納豆」です。それぞれの幸福堂自慢のお味をお楽しみください。

京都生まれの水無月は、その昔、旧暦の6月1日に宮中で行われていた、氷を食べて暑気払いをする行事が、当時の庶民にとって氷はとても高級品で手に入りにくいことから、氷に似たお菓子を食べて暑気払いをし、暑い夏を乗り切っていたことが始まりといわれています。
水無月は、四角を半分に切った三角形の形で、一年の半分として残りの半年を元気で過ごせるよう、無病息災・厄除けを祈願して6月30日に食べられるようになりました。

7月

〇お赤飯・ちまき

7月になると京都の街中では「コンコンチキチン、コンチキチン」とお囃子の音が流れてきます。
日本三大祭りの一つ祇園祭を幸福堂のお赤飯とちまきでお祝いください。
幸福堂のお赤飯は、もち米の最高傑作といわれる滋賀県産の羽二重糯をふっくらと炊き上げ、しっかりと小豆の味が感じられる大納言小豆がたっぷり入っています。
(赤飯は通年販売しております。)
ちまきは、国産のこだわりの米粉を使った、もっちりとほんのり甘いしんこで、笹の匂いがほのかに香る昔ながらの懐かしいお味です。

千年以上の歴史を持つ祇園祭は、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ1か月にわたって行われます。特に17日(前祭・山鉾巡行と神幸祭)と24日(後祭・山鉾巡行と還幸祭)その宵山が良く知られています。祇園祭の期間には厄除けのお守りとして、笹の葉で作られた粽が販売されます。幸福堂では、しんこの入った食べられる粽を販売しております。
お祝いごとに欠かせないお赤飯と粽で祇園祭をより楽しんでください。

〇あんころ餅

土用の入りは、あんころ餅を食べて暑い夏を乗り切ってください。
幸福堂のあんころ餅は、国産の原料にこだわり、丁寧に炊き上げた餡子で、滋賀県産の羽二重糯を使い蒸しあげた柔らかいお餅を包んでいます。口どけの良い「こし餡」と、大納言小豆が美味しい「つぶ餡」の2種類がございます。

祇園祭とともに「夏の土用」がやってまいります。夏の土用とは立秋の約18日前から夏の土用までの期間で、最初の日を「土用の入り」また、この期間にある丑の日が「土用の丑の日」でウナギを食べる方も多いと思います。京都では昔から、土用の入りにあんころ餅を食べることで、身体疲労や食欲減退などの夏負けをせずに過ごせるといい伝えらえております。小豆には邪気を払う力があるといわれ悪疫や災難の退散を願って今日まで「土用のあんころ餅」が伝承されてきました。

8月

お盆のお供え物や、ご先祖様のお迎え・お見送りのお団子をご用意しております。

〇お迎えだんご・送りだんご

幸福堂の、ご先祖様をお迎えする「お迎えだんご」、お別れする時にお土産として持って帰っていただく「送りだんご」は国産の餅粉を蒸しあげ、丁寧に丸く整えたお団子です。

〇蓮菓子

極楽浄土の蓮を模した、幸福堂の蓮菓子は職人が一つ一つ、寒梅粉と水飴と砂糖を練り、木型に押して乾燥させています。心を込めて丁寧に打ち出す蓮菓子を、大切な方へお供えください。

お盆に蓮菓子をお供えする理由は、昔は砂糖が貴重で、日持ちのするお菓子であったので、ご先祖様への最上級のおもてなしとしてお供えされたそうです。また、蓮の花は泥水の中でも美しい花を咲かせることから、極楽浄土に咲く花とされお盆のお菓子の形に用いられています。

〇おけそくさん

きめ細かく、よく伸びる滋賀県産の羽二重糯を杵つき製法で丹念に搗き、心を込めて丸餅にしております。月命日など仏前のお供え物として使われるおけそくさんは、お盆のお供え物としても昔から用いられています。
(通年販売しております)

京都では、仏様やご先祖様にお供えする白餅を「おけそく」「おけそくさん」と呼びます。
仏様へのお供え物を盛る器の「華足(けそく)」からきているといわれています。

〇おはぎ

お迎えだんごでご先祖様をお迎えした後、おもてなしの為にお供えする幸福堂のおはぎは、大納言小豆を丁寧に炊き上げたつぶ餡と、滋賀県産の羽二重糯を
つぶつぶ、もっちりとした食感が残るように蒸したもち米、風味にこだわり国産のきな粉を使った「つぶ餡」「きな粉」の2種類をご用意しております。

おはぎには小豆の魔除け効果と、もち米の五穀豊穣祈願の意味があるとされており、お盆にご先祖様を供養する際にお供えるようになったといわれています。

〇しらむし

もち米の最高傑作といわれる滋賀県産の羽二重糯をふっくらと炊き上げました。
もち米本来の甘みが一粒一粒噛みしめるたびに口の中に広がります。

お盆のお供え物
十二日 お迎えだんご・蓮菓子・おけそくさん
十三日 お迎えだんご・蓮菓子・おはぎ・おけそくさん
十四日 おはぎ・しらむし・おけそくさん
十五日 しらむし・送りだんご・おけそくさん
十六日 送りだんご・おけそくさん
(各宗派によりことなります。)

8月16日は「五山の送り火」です。京都の夏の夜を照らす五山の送り火は、お盆にお迎えしたご先祖様を冥府にお送りする行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。

9月

〇おはぎ

お彼岸に幸福堂では、「つぶ餡」「きな粉」の2種類のおはぎを販売しております。
 つぶ餡…大納言小豆本来の味が堪能できるように丁寧に炊き上げたつぶ餡で、滋賀県産の羽二重糯を
       つぶつぶ、もっちりとした食感が残るように職人が一つ一つ包んでいます。
 きな粉…羽二重糯でつぶ餡を包み、大豆の風味香る国産のきな粉をたっぷりまぶしています。

春と秋の年に2回あるお彼岸は、3月の春のお彼岸でご説明したとおり、お墓参りをしてご先祖様を供養する日です。
秋の彼岸の時期に旬を迎える、萩の花の名が使われたおはぎは、小豆の赤色には魔除けの効果があると信じられ邪気を払う食べ物とされ、秋のお彼岸にお供えされます。

〇月見だんご

「中秋の名月」は、幸福堂の月見だんごと共にお楽しみください。
国産の米粉をもっちりと蒸したお団子を楕円形にして先を尖らせ、餡子を巻いております。
口どけの良い「こし餡」と大納言小豆を炊き上げた「つぶ餡」の2種類がございます。

月見だんごというと真ん丸のものを思い浮かべる方が多いと思いますが、京都の月見だんごは楕円形で半分が餡子に包まれた形をしています。「中秋の名月」は芋類の収穫時期にあたり、その年の収穫物を感謝を込めてお供えしたことから「芋名月」とも呼ばれ、里芋の形に似たお団子をお供えするようになったとされています。
「中秋の名月」は旧暦の8月15日です。現在のカレンダーでは毎年日にちが変わってしまうのは、旧暦は月の満ち欠けを基準として、一年を354日で計算しているためです。また、うるう年もあるため、旧暦8月15日は現在の日にちでは9月中旬から10月上旬のどこかになります。

〇ごしょうぎぼし最中

五条大橋の欄干に飾られる擬宝珠を模った幸福堂の「ごじょうぎぼし最中」は、風味が豊かで大粒で、小豆のなかで最も高級とされる、丹波大納言小豆を丁寧に炊き上げた「つぶ餡」を滋賀県産の羽二重糯を使った「最中種」で挟んだ、昔ながらの最中です。

「中秋の名月」と最中は深く関係があります。拾遺和歌集で源順が詠んだ『水の面に照る月なみを数ふれば今宵ぞ秋の最中なりける』を知る公家達が、宮中で行われたお月見の宴でだされた、白くて丸い餅菓子を「もなかの月」と呼んだことが最中の名前の由来といわれています。その後、最中は色々な形のものとなりましたが、お月見に月見だんごと一緒に最中も召し上がっていただくのも風流かもしれません。

10月

秋も深まり栗が美味しい季節。そんな栗を使った和菓子をご紹介いたします。

〇蒸しくり餅

大きくて、柔らかく、甘みに優れるといわれる丹波栗の鬼皮と渋皮を剥いて蒸し、羽二餅糯を使った餅生地でつぶ餡と包んでいます。ほんのり甘いお餅のやわらかさと、つぶ餡の小豆、旬の丹波栗の風味が絶妙な和菓子です。
(9月~11月まで販売しております)

丹波栗とは、京都府から兵庫県にわたる丹波地方で育つ和栗のことで、粒が大きく風味の良いものが多く取れます。また、丹波栗の歴史は古く、平安時代の「延喜式」には宮廷への献上品とされていたことが記載されています。丹波地方の気候や、長年培った栽培の知恵、栗農家さんの努力によって丹波栗はビタミンも豊富で、芳醇な甘みのとても美味しい栗として知られています。

〇くり餅

人気のくり餅を一年を通して召し上がっていただけるように、こちらのくり餅は、国産の餅粉を練り上げた求肥生地で、つぶ餡と渋皮付きの甘露煮の栗を包んでいます。蒸しくり餅とはまた違った、柔らかい求肥生地と、お口でほろっとほぐれる甘露煮のくり餅のお味をお楽しみください。
(通年販売しております)

〇栗赤飯

幸福堂で人気の、羽二重糯を蒸したもちもちのおこわと、大納言小豆がたっぷり入ったお赤飯に、風味が豊で芳醇な甘みのある丹波栗を混ぜています。秋ならではの、栗赤飯をお召し上がり下さい。

〇栗三笠

国産小麦粉を使用し、ふんわりしっとりと仕上げたみかさ生地で、口どけの良いこし餡と、渋皮栗の甘露煮を丸ごと一粒挟んでいます。栗の風味を楽しんでいただける秋のお菓子です。

〇栗羽二重餅

国産の餅粉を炊いた柔らかい求肥の生地に、少し甘味をつけて、栗の甘露煮を混ぜています。
栗と求肥がほんのり甘く、耳たぶの様なやわらかさの上品なお菓子です。
(通年販売しております)

11月

〇亥の子餅

「亥の子(いのこ)」に無用息災、子孫繁栄、子供の成長を願い食べる亥の子餅は、源氏物語にも登場する伝統的なお菓子です。幸福堂の亥の子餅は国産の餅粉を使った生地に、ニッキとつぶ餡を入れて猪の色にしております。中には口どけの良いこし餡が入っています。
(11月中販売しております)

「亥の子(いのこ)」は、「亥の子の祝い」「亥の子の祭り」とも呼ばれる西日本で見られる行事です。
亥の子は、亥の月の最初の亥の日に行われます。亥の月は旧暦の10月で現在の新暦では11月になります。その昔中国で行われていた、亥の月亥の日の亥の刻に、穀物の入った餅を食べて無病息災を願う儀式が、平安時代に日本に伝わったといわれています。また、猪が子沢山なことから、子孫繁栄や子どもの成長を願うという意味にもなったそうです。

〇お火焚き饅頭

国産の小麦粉でつくった昔ながらの蒸し饅頭です。紅白のお饅頭の上には代々受け継がれる「火炎宝珠(かえんほうじゅ)」の焼き印が押され、火の用心、厄除けを願いお供えし召し上がっていただくお饅頭です。白は「こし餡」紅は「つぶ餡」となっております。

11月に入ると、京都のあちらこちらの神社で護摩木を燃やしている煙が立ち昇ります。
「お火焚き」と呼ばれる、江戸時代から続く京都の神事で、秋の実りに感謝し、厄除けを祈願するもので、願いを書き入れた護摩木(火焚串)などを火床に入れ焚き上げられます。
お火焚きのお下がりとして、お火焚饅頭・おこし・みかんが配られるところもあります。みかんは、そのお火焚きの火で焼いて食べると一年間風邪をひかないといわれ、おこしは三角の形で火を模っているといわれています。お火焚き饅頭は火炎宝珠の焼き印が押され、火の用心と厄除け招福の願いが込められています。

12月

〇事始めのお鏡さん

京都の花街の芸舞子さんが、お世話になったお師匠さんやお茶屋さんなどを訪ねて、今年一年のお礼と新年の挨拶にいく「事始め」という行事が12月13日にございます。その際に芸舞妓さんから、お世話になったところにお鏡さんをお届けされます。芸舞妓さんからご注文をいただき、幸福堂では、滋賀県産の羽二重糯を杵つき製法で丹念に搗いたお餅を職人の手で一つ一つ丸め、形を整えた手もみ鏡餅をお届けしております。

12月13日は「正月事始め」といい、お正月を迎える準備をはじめる日とされています。
江戸時代中期まで使われていた宣明暦(せんみょうれき)では、月の通り道である白道を均等に27のエリアに分割した二十七宿で、12月13日が「鬼宿」にあたります。鬼宿は婚礼以外の全てのことが吉とされているので、正月に年神様を迎えるための準備を始めるのにふさわしい日とされ「正月事始め」になったといわれています。
「正月事始め」では年神様を迎えるために一年の汚れを祓い清める「煤払い」や、門松にする松やおせちを調理するための薪などを採りに行く「松迎え」などが行われていました。
今では、多くの神社仏閣で年末に煤払いが行われ、12月13日が大掃除の日に認定され各家庭でも大掃除をする習慣となっていたり、花街では芸舞妓さんがお鏡さんを持ち、お世話になったお師匠さんやお茶屋さんに挨拶にいく「事始め」として受け継がれています。

ページトップへ戻る

お買い物はこちら